大好きうれしの茶♡
渇きを茶家す、和水人 マエケンです。
いつもおうえんありがとうございます♡
最近お茶は飲むけど、ペットボトルのお茶
ばっかりで急須で温かいお茶を飲むことが無
くなった。っていう声を聞きますね。
前回話したように実家は前田製茶というお
茶の生育製造販売をしている、お茶農家を営
んでいます。
父 前田 實が60年作り続けています。
(1)嬉野茶の歴史
約570年前に唐人が不動山皿谷でお茶の栽
培を始めたそうです。(諸説有り)
1504年に明の紅令民という人が、南京釜を
持ち込み釜炒り茶を伝授したのが嬉野茶の始
まりとされています。
今では釜炒り茶は伝統製法を残す意味合い
で続けておられる方々がいますが、9割方は
蒸し製玉緑茶が主流になっています。
(2)うれしの蒸し製玉緑茶
一般的な煎茶に分類されますが、その種類
は幅広く、「高級煎茶」から「普通煎茶」ま
で親しまれています。
摘んだ茶葉の生葉を高温で蒸し、揉んだ後
乾燥させて作るお茶です。
茶葉の特徴は丸く玉緑茶特有の色艶があり
通称、「グリ茶」と呼ばれています。
香気も強く、爽やかな味わいのお茶で、二
煎目、三煎目と味の変化が楽しめます。
私は詳しくは無いですが、この他に「うれ
しの玉露」「うれしの釜炒り製玉緑茶」があ
ります。
(3)お茶の保存方法
①湿気を防ぐため機密性の高い容器を使い
ましょう。
②涼しく湿度の低いところに保管しましょ
う。
③開封後の保存のため、冷蔵庫を利用する
ときは、匂いが移らないようにしましょう。
ラップやZIPの袋に入れましょう。
茶筒の中の匂いが移らないように予め茶葉
を少量入れて、お茶の匂いを移すのも一つの
方法です。
(4)一般的な飲み方
茶葉の量、水質、お湯の温度の3つが大切
です。
①茶葉は一人当たり、約3g程度が目安です。
(少し多めに入れる気持ちで)
②市販のミネラルウォターや湧水等の軟水を
で淹れます。水道水の場合は私は15分以上
沸騰させ続けて、カルキを飛ばして使います。
③急須と湯呑を熱湯で温める。
沸騰したお湯を急須に入れ、急須を温めた
後、急須のお湯を人数分の湯呑に注いで湯呑
茶碗を温めます。
急須に残ったお湯は元のポットに戻します。
これで大体80℃前後の適温になる筈です。
④茶葉を急須に入れ、湯呑で冷ましたお湯を
注ぎます。
(5)蒸らし時間
急須の蓋をして、約2分程度蒸らします。
(お茶の種類によって浸出時間は異なりま
す。
(6)注ぎ方
味が均等になる様に、少量づつ注ぎ分けま
す。最後の一滴まで絞りきります。
ここで絞りきれ無かったら急須の中に旨味
成分が出てしまい、2煎目の味が悪くなりま
す。
(7)たまには違った淹れ方で
熱いお湯をそのまま急須に入れて、茶葉を
入れても構わないです。
時間をおかずにさっと湯呑に注ぐと、湯気
と一緒にお茶の爽やかな香りが御賞味できま
す。
意外と脂っこい料理の後には、熱いお茶の
方が効果的かもしれませんね。